教育訓練給付制度について

こんにちは、社会保険労務士の中田陽子です。

今日のテーマは雇用保険の『教育訓練給付制度』についてです。

● 教育訓練給付制度とは
労働者や離職者が、自ら費用を負担して、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を受講し修了した場合、本人がその教育訓練施設に支払った経費の一部を支給する雇用保険の給付制度です。

● 対象となる人は
教育訓練を開始した日に一般被保険者(※)である、
一般被保険者であった人でも教育訓練を開始した日が一般被保険者でなくなった日から1年以内である人です。

(※)一般被保険者とは?
次の条件をいずれも満たす労働契約をされている方をいいます。
・週で決められた労働時間が20時間以上
・31日以上雇用される事が見込まれること

● 支給を受けられる要件は
雇用保険の加入期間が3年以上であることです。
ただし、初回の支給申請であれば1年以上で申請が可能です。

● 支給額は
本人が支払った教育訓練経費の20%に相当する額です。
(10万円を上限とし、4千円を超えない場合は支給されません)
また、対象となる費用の範囲は、入学料や受講料とされているので、テキスト代等は含まれません。

● 教育訓練給付の対象となる講座は
厚生労働大臣の指定を受けていることが条件です。
もちろん受講の申込みをして受講料を支払っただけで申請はできず、講座の修了証などが申請手続きには必要です。

——————–

これまでは企業の人事担当者様向けの事例などを多くご紹介してきましたが
本日は一労働者として利用できる制度をご案内してみました。

雇用保険といえば、失業手当や再就職手当がすぐ思い浮かぶと思いますが、
在職中に利用できる制度もこのようにあるのです。

キャリアカウンセラーやキャリア・コンサルタント、社会保険労務士など
日々の業務に役立ち、かつキャリアアップにつながる資格を目指すスクールもありますので
機会があれば是非利用してみてくださいね。

くれぐれも、事前に厚生労働大臣の指定を行けているかどうかの確認はお忘れなく!!

 


カテゴリー: 事例紹介   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>